キャベツの敵 ~目に見えない生態系の大切さ~
こんにちは!!
ツギツナグの橋本和明です^^
現代の百姓を目指して修行中!!
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新卒1年目、大学を卒業して就職をせず田舎に移住したぼくのプロフィール -
目に見えないことに気付くのは難しい
でもなくなったことによって
失われているもの
不具合が生じているものはきっとある
荻ノ島で暮らしてて感じた
集落における目に見えない生態系の大切さについて
目次
キャベツの敵
ぼくは荻ノ島に来て
初めて畑を借りて作物を育てはじめました
トマトにキュウリ、ナス
カボチャにスイカ、ピーマン、セロリ・・・
とまあいろいろ育ててるんですが
中でもかわいがっているのがキャベツ!!
ぼくはキャベツが大好きなんです◎
冷蔵庫にほとんど食材は入ってないのに
キャベツだけ3玉入ってる
炒めたり、千切りにしたり
ほんとに毎食食べてます!!
そんなこともあり
他の作物は多くても
5株ほどずつしか育ててないのに
キャベツは10株育ててます◎
初めてのキャベツ栽培
順調に育ってきてるんですが
大敵がいます。
モンシロチョウです
というかその青虫です
ぼくは農薬をまいてないので
めちゃくちゃモンシロチョウに卵を産まれて
葉は虫食いだらけです
毎日朝と夕方に取ってるのに
次の日になれば穴あきになってる
無農薬で育てる大変さって
育ててみないとホンマにわからへんな~
と思いながら
あることを思いました。
虫取り網の少年は勇者
モンシロチョウは
葉物の野菜を育てる人にとっては大敵
そう考えると
虫取り網でモンシロチョウを捕まえてくれる少年は勇者だ
そんなことを思うと
農村の小さな集落において
小さい子供が虫を捕ってくれるというのも
目には見えないけれど
生態系の一部だなと感じました。
子供は遊んでるだけで役に立ってる。
他にも
赤ちゃんがギャーギャー泣くから
火を外で使うから
山の獣たちが寄ってこない
その結果、畑の鳥獣被害が少ない
そんなこともあると思います。
若者がいるとしゃんとする
これは荻ノ島の会長に聞いた話ですが
若者がいると村のお母さん方もしゃんとするようです
というのも
やはり年寄りばかりだと
自分がだらけていても気にしない
周りも年寄りばっかりだから
足腰が弱くなってきたから仕方ないね~
ということになる
でも、若者がいると
これは本能的なものなのかな?
「見本になるようにしっかりしないと!!」
となるようです。
荻ノ島のお母さん方は作った作物を
ぼくに沢山くれます◎
ぼくからすれば貰ってるばっかりなんですが
ぼくは食べてくれるという役割を
担ってると思ってます。
もしかしたら
橋本さんが喜ぶ顔を見たいから頑張ろう!!
そんなことを思ってくれてる人もいるかもしれません。
わからないけど・・
わからない
でも集落はそんな目に見えないものでまわってるような気もします。
まとめ
目には見えないから結果はどうかはわからない
でも目には見えないからといってなくしてしまえば
その中で失われているものはきっとあります。
今は目に見える結果ばかり追い求められるけど
こんな目に見えない領域にも
れっきとした役割は存在する
やっぱり集落にも
子供がいて
若者がいて
お父さんお母さんがいて
おじいちゃんおばあちゃんがいて
それが結局当たり前の形なのかもしれませんね
橋本和明
p.s
他の野菜もいい感じになってきました!!
もうそろそろ食べごろです◎