震災に合った女性の話。映画「彼女の人生は間違いじゃない」を観てきました

 

 

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瀧内公美さん主演

「彼女の人生は間違いじゃない」

を観に行ってきました。

 

ぼくは感動とかあまりしないのですが

久しぶりに泣きました。

とてもいい映画だと思います。

 

最初は高良健吾がでていて

震災がきっかけで

週末だけ東京でデリヘルを始めた

1人の女性の話、と

少し興味がそそられたから

という理由で観に行ったのですが

 

改めてですがとても良かったです。

 

映画は主に

震災に合った女性の震災後の人生の話

震災地で彼女の周りで生きる人の生活の話です

 

ぼく自身は

東日本大震災がおこったころ

家でテレビを見ていました

 

テレビでヘリコプターが撮った映像で

住宅地に水がどんどん流れていく風景を見ていました

水が流れているのに気付かず

普通に暮らしている人たちがそこに移っていました

水が流れていくまでは普通の日常

 

震災地で日常が失われた後

ぼくは大阪で日常を過ごしていました

その後もテレビで様子を見たり

実際に被災した方の話を聞いたり

東北支援で頑張ってる仲間の話を聞いたりはしていました

 

でも、それでも

なんかどこかリアルがなくて

他人ごとになっていました

 

映画を見て

少し自分の中でリアルになりました

他人事から自分事になりました。

日常の大切さに気付かされました。

 

がんばれる場所

がんばれる目的

やりがいがあること

の大切さに気付かされました。

 

そして、原発はダメだなと改めて思いました

ぼくのいる柏崎市には原発があります

そこで働いてる人が5000人以上あることも知っています

原発をやめたら製造業が大打撃を受ける

電気料金が大幅に上がってしまう

そんなこともわかっています。

 

でも

ぼくはそれでも原発をやめたほうがいいと思います

原発で沢山の人が亡くなり

沢山の愛した人が亡くなり

沢山の愛したひとの想いが行き場を失うなら

 

我慢すればいいと思います

電気料金が高くなって

生活が苦しくなっても

死なないのならそっちを選べばいいと思います

 

そこに経済成長はないかもしれません

でもそれがなくても人間は生きていけるはずだと思うんです

 

死ぬリスクがあるくらいなら我慢したらいい

そう思うのが僕の考えです

 

依存をやめないといつまでたっても抜け出せない

依存してしまって恩恵を受けているところから

抜け出す時は必ずだれか苦しくなると思います

でもそれでも依存をやめるべきだと思います

そのときは助け合えばいいと思います。

 

そんな時に助けられる人間になりたいと思いました。

 

そして

映画を出た後の監督の新聞記事の言葉に

とてもはっとさせられました。

 

「誰にでも起きうる震災と人生」

 

震災はだれにでも起こる可能性がある

この映画はたまたま彼女が被災しただけの話。

 

原発があるところなら

特に誰にでも被災の可能性がある

 

原発だけでなく

近年は地震・大雨・土砂災害

なんでも被災する可能性があります

 

その時に何ができるのか

生きていけるのか

大切な人を助けることができるのか

 

いろんなことを考えさせられました。

 

オススメです。

gaga.ne.jp

 

 

小説も販売しているようです

小説を読んでから観に行くと

より深く観れる気がします。

 

 ぼくも買って改めて考えて読みたいと思います。

 

ぼくにとってのがんばれる場所

「荻ノ島」

ぼくはここで頑張っていこうと思います。

 

ブログ更新も怠ってたけど

これからもっと頑張っていきます。

 

橋本和明

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