大学進学が当たり前の時代は終わる?大学に行く意味ってなんだろう
こんにちは!!
ツギツナグの橋本和明(@tsugitsunagu)です^^
現代の百姓を目指して修行中!!!!
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新卒1年目、大学を卒業して就職をせず田舎に移住したぼくのプロフィール
大学進学はいまや55%を超える時代になりました。つまり街を歩いてる20代の2人に1人は大学に通っています。
そして、大学の数も1955年の228校から2015年には779校に増加し、この60年で3倍ほどに増えたことになります。
ぼく自身、京都の4年生の公立大学に通い、今年卒業した身ですが、今後は大学の進学率は上昇しないのではないかと考えています。
というのも、「大学に行かなくても、大学で学ぶような経験ができる時代になった」と思うからです。
この記事を書くにあたり、大学に進学する理由が書かれた記事を何本か読みました。その中には主に6つの理由が書かれていました。
① 新卒採用が受けられる
② 資格を取るために大学に通う
③ 専門的なことを学ぶために大学で学ぶ
④ 出会い
⑤ 様々な経験
⑥ 自由な時間
なるほどという感じです。
たしかに
①大手企業は新卒採用しかしていない企業があるから、就職するためには大学を卒業しないといけない。
②小学生の教員免許など、教育大学で学ばないと得られない資格がある。
③大学は研究機関なので、各大学には専門に研究しているプロがいる。そのすぐ側で学べる。
④大学は高校までの教育段階よりも全国各地から学生が集まる傾向があるので、様々な地域・性格・人種の人と触れ合う機会がある。
⑤大学時代は授業はありますが、一般的に日本では人生の夏休みと言われているように沢山の時間があり、部活動・アルバイト・留学など様々な経験を積むことができる。
⑥上に同じく、時間がたくさんあるからバカなこと・チャレンジすること、自由に使える時間がふんだんにある。
でも、どうでしょうか?
なんかこれだけ見ると、今の時代だとべつに大学に通うことにこだわらなくてもいいように思います。
たとえば
① 新卒採用が受けられる
もちろん新卒採用で取られるには大学に通わないといけないかもしれませんが、大手なら中途採用も多いはず。本当にその企業に入りたいと思うのであれば、働いて技術をつけて中途でそこに入るという方法もあるはず。
③ 専門的なことを学ぶために大学で学ぶ
今の時代、インターネットでなんでも情報が得られる時代になりました。それは専門の知識ということだけではなく、その専門の知識を持っている人がどこにいるのかということを簡単に知ることができるようになったということもです。わざわざ大学に通わなくても専門知識を持つプロと出会うことは可能になったと考えられます。
④ 出会い
たしかに大学には無作為に学生がたくさん集まります。そのコミュニティの中で人間関係を学ぶことは大きな経験になると思います。ですが、大学に行かなくても今の時代いろんな人が集まるコミュニティはたくさんあります。自由選択で自分の好きなコミュニティに入れる。
⑤ 様々な経験
様々な経験は大学に行かなくても経験できることがほとんどのように感じます。大学に行かなくて経験できないのは、「大学に行くことによって得られるものだけではないでしょうか?
⑥ 自由な時間
自由な時間もおそらく作れます。たとえば、親に「大学に行く代わりにお金をください」といえばその間にビジネスを考えることも、遊ぶことも、留学などいろいろチャレンジすることが可能でしょう。大学に通うよりも自由に時間を使えるんじゃないでしょうか?
とまあ、いろいろ書きましたが
大学に行くか行かないかは個人の自由です。
ですが、「大学に行ったから将来が安泰だ」という時代はとっくに終わりを迎えたと思います。
というのも
この記事を書こうと思ったのは、コンビニにあった週刊誌に「大学に通うためにとった奨学金の返済ができないからデリヘルで働くしかない」という記事が書いてあったからです。
本当の話なのかは分かりませんが、そういったケースは多く存在すると思います。
これは日本の奨学金の問題でもあるんですが、大学進学が当たり前になったことによって「とりあえず大学」を選んでしまった多くの人が抱えてしまう問題のように思います。
もし、このまま「とりあえず大学」が進行すれば、日本の生産力はどんどん下がっていくんじゃないかと思います。ぼくは「GDPが上がることはいいことだ!!」とかは思ってないんですが、なんとなく人間が増えてしまうのは、全く日本のためにならないと思ってます。
今はパソコン1台で稼げる時代になりました。(ぼくはまだ稼げてませんが 笑)
情報やアイデアを活かして、生きていくことが可能な時代になっています。ちょっと外を見てみると、おかしくて面白い人がたくさんいます。
高卒で立派に生きている人もたくさんいます。(最近は高卒の子のほうが学ぼうと必死でまじめでいいね!と言われることも多いそうです)
そして、日本では貧困率も上昇しています。そんな中で無理に大学に通わせることはコストパフォーマンス的にも悪いように思います。
そう考えると、大学進学が当たり前の時代は終わる。というか終わったほうがいいんじゃないかと思います。
専門機関として、追求したい人が集まったほうが大学的にもいいんじゃないでしょうか?(私立大学にしてみればお金を出してくれる人が減るのでマイナスですが)
最後に
やはり大学は人生を考える猶予期間という傾向が強くなってきている気がします。でもその猶予期間に甘えて、将来を考えず大学生活を過ごしてしまう。それが当たり前になっていく。というサイクルが生まれてしまっているんではないでしょうか?
多くの人がこれにハマっているように思います。ぼくもそうでした。
でもやっぱり、無理に大学進学して苦しまなくてもいろんな生きる道がこれからもっと切り開かれる時代は来るんだろうな~とSNSを見て思う今日この頃の話でした。
橋本和明
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