世界を知るなら大学で勉強するより、いろんな人と友達になるほうが早い気がする

 

こんにちは!!

ツギツナグの橋本和明((@tsugitsunagu) • Instagram)です^^

現代の百姓を目指して修行中!!

 

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新卒1年目、大学を卒業して就職をせず田舎に移住したぼくのプロフィール 

 

今日は最近の出会いから感じたこと。

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最近、隣町の山奥にある集落でかやぶき屋根の勉強に行っています。

 

ぼく自身かやぶきの家に住まわせてもらってる身分として、自分の家くらいは自分で補修していけるようになりたい。荻ノ島の風景を守っていけるようにと思ってのことです。

 

今回は、小屋の屋根をいちから茅葺に替えるということで、とてもいい機会に勉強させてもらってます。

 

前置きはさておき、その小屋は新宿のホームレスの方のための小屋だそうです。

 

教えていただいてる親方が元カメラマンで、新宿ダンボール村にも関わっていたことがあるようで、その繋がりからだと思われます。

 

そのこともあり、屋根の改修にはぼくだけでなく、いろんな方と一緒に作業をしています。

 

その中には同年代で睡眠障害を抱えてしまい療養中の方やホームレスの支援をしている方、雑誌などのカメラマンをしている方、ライターの方などさまざまな方がいます。

 

そんな方々と、ここ数日一緒に作業しているんですが

 

病気のこともホームレスのことも写真の世界のこともぼくは全然詳しくないけど、話をたくさん聴いたわけでもないけど、それでもなんかわかった気がする

 

このわかった気がするっていうのは、「詳しくなった」ということではなく「距離が縮まった」ってこと

 

ぼくも大学でいろんなことを学んできて、地域のこと、社会のこと、そのほかにもいろいろ一応ちゃんと学んできて知識はついたけど、なんかその時よりも世界と距離が縮まった気がする。

 

もしかすると本当に大切なのはこういうことなのかもしれない

 

知識をつけるよりも、なんかわかるってこと。

 

言語化できない部分なのでなんともいえないけれど・・

 

もちろん知識をつけることも大切だと思っています。統計や歴史的背景、研究によって明らかになっている知識はあらゆる世界の根拠になる。

 

でも大学で学んでいて、机に座っていてずっと感じていたのは「これどこで使うんだろう」ってこと

 

地域のことを学んでいても地域に入ってみなければなんか何もわからない。意味がない知識になっていた感じ。

 

会ってみないとわからないことはたくさんある。

 

SNSがとても発達した時代で、ぼくも愛用していますが、会わないと分からないこと、分かり合えないことはたくさんある。

 

そう思うと人間は人間のいろんな面を見て、その人がどんな人なのかを判断しているんだと気づく。

 

会って話してその人を知る。

 

すると、今まで知らなかった世界に生きている人も「同じ人間なんだなあ」と思うようになる。

 

同じなんだと思うとこころの距離が縮まる、たぶんちょっと優しくなってる

 

もちろん合わない人もいるんだろうけども

それでも会って、話をすれば

喧嘩も戦争も本当はしなくてもいいものなんじゃないのかな

と想う今日でした。

 

平和に明るく 橋本和明

 

 

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