日本で殺人が起こってしまう理由

テレビのニュースを見れば

殺人事件が流れている

 

それが当たり前になりつつある

昨今の日本

 

モラルの低下??

格差の拡大??

思想の変化?? 

考えられる理由は

いろいろあるけれど

 

中山間地の田舎で暮らしていて

その理由かもしれないものと出会った

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それは暮らしの中に

“ 生と死があるかどうか ”

ということかもしれない

 

人間はいつか死ぬ

動物もいつか死ぬ

植物もそう

 

なのに

死というものを感じる機会が少ないように思う

 

都会は特にそうだった気がする

 

田舎に移住して

死によく出会うようになった

 

というのも

街まで買い物に出るのに

車で向かっている道中

タヌキやウサギの死体をよく見る

 

その死体は何日かそこにあって

日が経つにつれ腐敗していく

 

その死体に数匹のカラスが集っていることもある

 

人間ではないけれど

動物の死体をよく見ることで

死について自然と考えるようになった

 

人間も死んで放置されると

あんな風に腐っていくんだなぁと

ああはなりたくないなぁと

 

死について考える機会が日常的にある

すると、死が近くなる

 

近くなったんだけれど

遠ざけたくなる存在になった

 

逆に

生に触れ合う機会もできた

 

野菜を育てるようになって

手をかけてないと

簡単に野菜が死ぬことも知った

 

生きるというものが

とても儚いものだと知った

 

儚いことを知って

大切にしようと思うようになった

 

それは

自分の命も他の命も

自分の命も自分だけのものじゃない気がするようになったから

 

こういったように

暮らしの中に生と死を感じる機会

体験がないと考える機会を持たない

 

考えることがないと

やはり判断が浅はかになる気がする

 

考え、知っていることは

自分や他人を守ることもできる

 

そもそも

人間を含め生物は皆いつか死ぬのに

その死に触れる機会がないというのも異常なものだ

 

都会の歪みは

もしかするとこんなとこにもあるのかもしれない。

 

橋本和明

 

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