ものづくりのまち燕三条をまちブラしてきた!(観光的視点で)
昨日は燕三条をまちブラしてきました!
ぼくは今年度の燕三条ローカリストカレッジのメンバーに選ばれ、燕三条工場の祭典や燕三条の現状とこれからについて考えることになったので、その関係で現地を少しみてきました。
燕三条ローカリストカレッジとは
燕三条工場の祭典とは
事前情報でいうとぼくは大阪府出身で1年前に新潟に移住(燕三条在住ではない) 三条を訪れるのはだいたい2回目。訪れた場所は「三条スパイス研究所」とラーメン屋くらいという感じです。
以下、きのう3時間ほど滞在して感じたことです。
〇ネーミングの重要性
まずぼくは「三条ものづくり学校」にいきました。理由はなんか聞いたことがあったから。燕三条はものづくりのまち、燕三条工場の祭典学校というイメージから「学校」というネーミングを聞いて、何か体験できたり学べたりするのかなと思っていましたが、訪れてみたら展示や受付なども特に何もなくてみるものもとくになかった。ド平日ということもあったと思いますが。(あったのかもしれないけどわからなかった)どちらかというとオフィスという感じでした。何をどうしたらいいかわからないという状況でした。カフェはありましたが。滞在時間は一瞬でした。
ひとは名前を聞いてイメージをします。そして実際に訪れてみてイメージと大きく外れると裏切られた気持ちやガッカリした気持ちになります。ガッカリした人はもう一度訪れることはないでしょう。潜在顧客を失うことになります。なのでネーミングは改めて重要な役割があると思いました。過大も過小もいけませんね。
三条ものづくり学校
(週末などはいろんなイベントなどがあるみたいです)
〇まずどこに行けばいいかわからない
ぼくみたいにふらっと訪れた観光客はその場所に対してそれほど詳しくないでしょう。しっかりスケジュールを組んで観光に来ている人はガイドブックやネットで調べてくるでしょうが、それでも実際にどこを訪れればいいかわからない人は多いのではないでしょうか?そういう人たちをいかにうまく導くか(どのように巡ってもらえば観光客に満足してもらえるか)が観光のカギになるのではないかと思います。
次にぼくは「燕三条地場産業振興センター」にいきました。理由はこれまたなんか聞いたことがあったから。物産館もあるときいたから。ここはとてもよかったです。
よかったポイントは2つ。
・物産館の品揃えとこだわり
物産館は入り口におおきく場所の名前が書いてあって場所がわかりやすかった。物産館の品揃えも豊富で、飲食物などもよくわからない商品が置いてないのでみていて心地いい。お客さんに無駄な情報を与えすぎていないと感じた。
・導線がしっかりしてる
物産館の横には各工房の商品がショーケースに並べてあった。各工房のこだわりが感じられる工夫がよかった。その他にも包丁ができる過程を展示してあったり「へ~となるポイント」が準備してあった。そのような情報を知ってから物産館にはいると物への関心がすこし深まっているので購買につながる人が多くなると感じた。また実際にそこで買えなくてもネットショップがあるので、後日あらためて買えるようにもなっている。
物産館を出たあとはどこに行こうかと思った。すると物産館の目の前に燕三条のパンフレットが置いてあった(パっとしたネーミングでなく最初は少しわからなかった)、奥に行くと各工房や周辺スポットのパンフレットが置いてある場所があった。電子検索もできる機械もあり便利だなと思った。ちょうど小腹がすいていたこともありぼくはその中から燕三条のラーメン屋がまとめてあるパンフレットをとりラーメン屋に向かった。
このようにあるスポットを訪れた人を次のスポットに移動させることは滞在時間を長くし、お金を落とす機会をふやす意味で重要だと感じた。これは言葉にするととても基本的なことに感じるけど実際にできているところはそれほど多くないのではと思う。
燕産業地場産業振興センター (HP)
燕三条金物本舗 (オンラインショップ)
〇リピーターをつくるために
リピーターをつくるにはリピーターになる要素をつくらないといけない。それはある種、完全に満足させてはいけないということかもしれません。ディズニーランドに何度も訪れる人がいるのは楽しいという理由もあると思いますが「1日でまわりきれないほど体験したいことがたくさんあるから」という理由があると思います。だからリピートする。このサイクルをつくるにはまず「まわりきれないほど体験したい・訪れたいスポットがある」と観光客にわかってもらわないといけない。燕三条でいうと物産館を訪れた人に「こんな店があるよ、ここが有名だよ」「こんな体験できるよ」「宿はここにあるよ」と示すことで次への動きにつながる要因になるでしょう。「今回はあの工房の体験に行けなかったから次はいこう」そう思わせることがお金が落ちるきっかけになるでしょう。その点では、導線がわりとしっかりしていたのである程度のリピーター獲得につながってるんじゃないかと思いました。(もっとガッツリとお客さんにわかりやすいか形で導線をつくってもいいと思いますが)
〇絞ることで届く人を増やす
いまの時代情報はこれでもかというほどに溢れています。溢れているので情報を取りたい人もうまくとることができない。自分がほしい情報をとるのには時間と労力がかかります。この時間がかかりすぎると人は検索をしなくなったり訪れるのをやめてしまう人もいるかもしれません。これは防がないといけないと思います。
燕三条というと「金物」で有名なのかなあとぼくは思っていました。でも「洋食器」も有名だったりするんですね。まずそこを知りませんでしたが「金物」ってちょっとイメージとして広すぎるなと思いました。
情報があふれるいまの時代の観光は「イメージを確かめにくる観光」といわれています。何も調べないで来る人のほうが少ないです。何か調べてくるのは「損をしたくないから」でしょう。そうした意味でいうとお客さんが持つイメージをもっと狭くしたほうが三条市長の掲げている「100円の商品が1万個売れるより、1万個の商品が100個売れるものづくりのまちにしたい」というコンセプトにも合い、本当に大切にしてくれるお客さんの獲得につながるのではないかと思います。
以上、まちブラ感想でした。
新卒田舎暮らしな現代の百姓
橋本和明
◆Twitterで「田舎・地域」に関する考えをつぶやいてます!
【あわせて読むとおもしろい】
村・留学って何するの? 参加者として考えてみた。
「村・留学」って何するの?
今年の夏に初の村・留学を荻ノ島で行うことになりましたが、知らない人からしたら「村・留学って何するの?」って状況だと思います。
なので今日は「村・留学参加経験者として」そんな疑問に答えたいと思います。
村・留学はひと言でいうと「村の人の生き方を学び、仲間とこれからの社会を考えるプログラム」だと思います。
村・留学のプログラムで特徴的だと思う部分が2つあります。
1つめ「全てのプログラムが決まっているわけではない」
決められたプログラムを行う。それが一般的だと思いますが、村・留学は自分で村の人と約束を取り付けてプログラムをツクルことができます。
自分でツクルことで自分に合った学びを得られ、考えを深めることができます。
2つめ「毎晩仲間との話し合いの時間がある」
村・留学はエントリーシートを通過した人が参加します。なのでこれからの社会や生き方を考えたいあなたととても話が合うと思います。アツい話ができると思います。そんな仲間と毎晩話し合うことができます。
8泊9日間。同じ屋根の下で語り合った仲間はこれからの仲間になります。実際に村・留学でできたぼくの仲間は高知や鳥取、岡山、三重、宮城など全国各地にいて地域で活動しています。今でも繋がり面白いことを企てていこうと思っています。
ぜひあなたも村・留学に参加して、これからの社会の仲間になりませんか?いろんな生き方をしている先輩・仲間がいっぱいいますよ。
村・留学についてもっと知りたい方はこちら!
「母の日には整体を」柏崎・整体 "はちいん"をプレゼントしてきた!!
こんにちは!
ツギツナグ橋本和明です^^(@zakukai69)
詳しくはこちら ↓↓
新卒1年目、大学を卒業して就職をせず20代で田舎に移住したぼくの…
もうすぐ母の日ですね~
ということで、今日は絶対に喜ばれる&好感度アップ間違いナシのおすすめのプレゼントを紹介します!
「普段お母さんに何もできていないっ…」て人は必見です。
母の日のプレゼントには整体がいい
母の日には整体がいいです!!(強調したいので大き目)
「なぜ母の日のプレゼントに整体なのか?」と思う方もいるかもしれませんが、それは整体のプレゼントには良いところがたくさんあるからです!
1. プレゼントとしてハズレなし
「母の日に物をプレゼントしよう」といってもあなたはお母さんの趣味を本当にわかってますか?100%喜んでもらえると自信ありますか?
正直、男性が選んで喜んでもらえるってなかなか難易度高いとぼくは思ってます。せっかく買ったのに使ってもらえないのは悲しいです。プレゼントをあげてイマイチだったときの反応も見たくない。。。
それに比べて整体にはハズレがありません。なぜなら好みとかは関係なく誰にでも体はあるから笑笑、そして体の悩みがない人なんていない人はいないからです。
プロに見てもらったら自分ではわからない体の悩みが聴けます。
2. 整体は自分では行きにくい
整体ってエステに行くようなものと同じで、よほどお金に余裕がない限り自分では行きにくくないですか?
物は自分でも買えるけど、整体とかエステってなると体の悩みを解消するのに必要なことなのになんか「贅沢してる」「意識高いねw」とか思われないかなぁって気を使って自分では行きにくい。
だからこそプレゼントしてあげると喜ばれます。
3. 物より気持ちが伝わりやすい
「整体」は漢字のごとく「体を整えること」それは物をプレゼントするより、子育てや家事など普段の働きに対する感謝を伝えるのにストレートに届きやすいプレゼントでしょう。
もし健康器具を贈ったとしても、普段の生活の中で時間を作って使ってもらわないといけない。それはある種、手間を増やしていることになります。
それよりも整体という時間をプレゼントする。そのほうが普段の生活から離れて心までリラックスできる環境を与えてあげられることになります。
4. 綺麗になったら自分も嬉しい
整体で得られるメリットはお母さんにだけではありません。プレゼントした側もお母さんに綺麗になってもらえれば嬉しい。
ますます円満な家庭に近づくこと間違いなしでしょう。
整体って何するの?
「整体」ってよく聞くけどそもそも何するの?いまいちわからなかったので聞いてみました!
整体。そのままですけど体を整えること、ですよね。わたしが何をしているかというと、体を本来あるべき状態に近づけてあげることをしています。それは硬く縮こまってる筋肉をほぐすことだったり、ゆるめてストレッチしてあげることだったり、なんで硬くなってるとか痛みが出るのかとかの原因をお話ししながら普段の生活をかえりみたりして、無意識にやっている体の使い方やクセなんかに自分で気がついてもらうとか、それに対してこんなふうにしてみたらいいよ、とか、そんなことをしています。
つまりは日頃の疲れや、体のクセを正しく整えることですね。
柏崎市でおすすめの整体
今回ぼくは、母親ではないですが彼女に整体をプレゼントしてきました!喜んでもらえましたよ^^
「コンディショニングスペースはちいん」
知り合いのにわようこさんが行っている整体です。
施術を受けられるのは柏崎駅から20分ほど。近くには米山があり、田んぼに囲まれた静かな場所。
外観はふつうの民家ですが、中は施術スペースになっていて更衣スペースもちゃんとありました。
今回は初めてなのでカウンセリング込みで約90分。聞こえるのはカエルの鳴き声くらい。落ち着いていて、贅沢な時間でした。
初めは話をしながら、普段感じている体の悩みの原因がどこにあるのかを紐解いていっていました。
スポーツの経験や仕事の内容、ついやってしまっている癖などが起因しているようです。
何が原因かなんてプロに見てもらわないとわからないだろうし、すごくいい機会だと思いました。
そしてにわさんの警戒心のない雰囲気と、とても話を引き出すうまさは「プロだなぁ~」と感じさせられました。
なんか整体もだけど、悩みとか聞いてほしくて通いたくなっちゃう感じですね。
整体を受けた彼女の感想
自分から整体に行こうってあまりならないけど、体のことで気になることはたくさんあったから、サプライズ?で、整体にこれたことで、自分の体を意識し直すことができた!整体に行ったあとも、姿勢を直したり、ちょっとした時間にストレッチしたりで、体のことを考える時間が生活の中でできました!
整体中の様子
腰のクセを治してもらってます。
小顔マッサージも受けさせてもらってます。
自分でできるストレッチを習ってます。
まとめ
今回は母の日のプレゼントとして書きましたが、もちろん母の日じゃなくても日頃の感謝を伝えるのに贈ったりすると喜ばれると思います!
世の中のイケメンのみなさん日頃の感謝を伝えるのに整体をプレゼントしてみてはどうでしょうか?きっとお母さんの素敵な笑顔が見られますよ^^
そして少し鈍感なパートナーを持つ方で整体に行きたいな~と思ってる方はおねだりしてもてもいいかもですね(^.^)
にわさんの整体は身体だけではなく心も整える。そう思います。
「行きたいな」って思った方はチェックです ↓↓
詳細情報
〇コンディショニングスペースはちいん
・にわようこ
コンディショニングスペース・はちいん主宰。バレエ団、コンテンポラリーダンス活動、ストレッチ整体サロン勤務を経て、これまで自分が悩んだり疑問に思ったりして学んできたことや、整体の仕事を通じて学んだことをベースに、からだの整え方、使い方、動きについてのもろもろを発信、共有、提供する場をつくっています。「治してもらう、という姿勢じゃなくて自分でよくする」という姿勢を身に着けてほしいという気持ちから、整体の施術だけではなくポールストレッチ、ピラティス、セルフコンディショニングのレッスンなどの「からだと動きのクラス」という活動も行っている。
ダンサー時のようす。
・コース
◇ストレッチ整体◇
初回 90分 5000円(カウンセリング込み)
2回目以降 60分 5000円(お体の状態によって前後します)
※施術後にお茶つきです!
◆にわさんからのひと言◆
落ち着いたプライベート空間でコミュニケーションを取りながら、一人一人にあった施術とセルフケアのアドバイスやエクササイズ指導をさせていただきます。疲れ、首、肩、腰のつらさ、姿勢改善、パフォーマンスアップ、柔軟性アップなど不調の改善、心と身体のメンテナンスに。
◇小顔コース◇
30分 3000円
◆にわさんからのひと言◆
頭蓋骨調整とクリームを使った首すじ、フェイスの施術。むくみが取れてフェイスラインもすっきり、目もぱっちり。頑固な首肩のコリや頭痛にお悩みの方におすすめです。
・場所
柏崎市宮之窪4545 (駐車場あり)
・アクセス
車:柏崎駅から20分
バス:越後交通バス野田線 「佐水橋」から徒歩3分
・予約はこちらに
電話:090-7207-1231
メール:yokonw@hotmail.com
・詳しくはこちら
※女性専用・事前予約制です!
男性でも整体を受けたい方はこちら↓
【おすすめ記事】
【廃校活用】別俣農村工房「ノスタルジックツアー」に参加してきた!!
こんにちは^^
ツギツナグの橋本和明です(@zakukai69)
今日は小学生に戻ってきました!!
給食めっちゃおいしかったーー(^o^)
というのも知り合いの金子くんが仕掛けている「別俣農村工房ノスタルジックツアー」に参加してきたのです!!
簡単に言えば「小学生体験」ですね!
感想を先に言うと
とてもいい廃校活用の方法でした!!
【こんな人に見てほしい】
・廃校活用を考えている人
・同窓会の幹事を任されて困ってる人
・小学生に戻って楽しみたい人
・久しぶりに給食を食べたい人
内容
内容は本当に小学生体験でした!!
朝先生がやってきてホームルーム
(黒板消しのイタズラもしました笑)
最初に出欠をとって、自己紹介
1限目は社会の授業をして
ちょうどお腹が減ったころに給食
昼休みは購買で買い物をしたり
ランドセルを背負って写真撮影をしたり
昼からはみんなで合唱をして
図工の時間でもくもくと竹とんぼづくり
気づけば、時間は早いもので卒業式
記念撮影と卒業証書の授与をしました
感想
1日ノスタルジックツアーを体験してみて、とてもいい廃校活用の事例だな!!と思いました。
特に定年退職した60代以降の方の同窓会とかにはぴったりの内容だと思います。
就職などで遠くに行ってしまった仲間たちと集まるきっかけになります。どこかの居酒屋ではなく、学校でやることで思い出話にも花が咲きまくります。
久しぶりに給食食べたいな~という思いも解消できるし、もしかしたら学生時代にやり残したこともできるかも。(憧れのマドンナに告白とか?)
そして廃校活用という点では、廃校になってしまって悲しむ地域の人にもう一度学校が使われている姿を見せることができるし、そこに通ってた人たちも参加して懐かしむことができる。
音楽や図工、給食など様々なコンテンツを用意することで1つの教室だけでなく校舎全体を使うことができる。
1度に30人など団体を相手にすることで1回開催するだけで、結構な売り上げを出すチャンスがある。これは下手にイベントスペースなどで開放するよりよっぽどいいような気がしました。
やることは学校と同じなので開催にあたって準備するものはだいたい学校の中にある。なので準備資金も少なくてすむと考えられる。
すごくシンプルに始めやすくていいと思いました!あとは先生方の演技力と作り込みですね^_^
タイムスケジュール
タイムスケジュールはこんな感じ↓
10:00~ 10:30
朝の会(ホームルーム)
・日程説明、配布物確認
・転入生自己紹介(参加者は転入生)
・級長さん、給食当番さん、週番さん選定
10:40~11:15
1時限目 社会
・県庁所在地、日本の歴代首相当て
・私の町紹介
11:40~12:10
給食
・コッペパン、ビン牛乳、カレー汁
焼きビーフン、山菜小皿
ミルメーク、肝油、マーガリン
12:10~12:45
昼休み
・購買出店(学用品、お米、お味噌)
・写真撮影(ランドセル、通学帽)
12:45~13:10
2時限目 音楽
・輪唱(かえるの歌、森のくまさん)
・故郷
13:10~14:05
3時限目 図工
・竹とんぼづくり
・卒業写真撮影
14:15~14:45
卒業式
・卒業証書授与
・校長先生式辞
14:45~ 15:00
終わりの会(ホームルーム)
・スナップ写真交換
・児童感想
・アンケートのお願い
詳細情報
・アクセス
〒945-1243 新潟県柏崎市久米1089−2(駐車スペースもあります)
・次回開催の予定日
6月30日(土)だそうです!!
廃校活用の参考にしたい人は
ぜひ行くべき案件です)^o^(
・予約、活動の様子はこちら ↓↓
HP
https://www.facebook.com/KiraraBetsumata
・毎月第三金・土・日にはそば屋もあります!!
シンプルに楽しみで
小学生をまた味わいたい!!
給食食べたい ♪
懐かしく同窓会したい!!
はたまた勉強で
廃校活用学びたい!!
そんな方はぜひ足を運んでみてください^^
橋本和明
新潟・日本酒以外のお酒レビュー「巨峰 杜氏の挑戦」
新潟に来たからおみやげに
お酒でも買って帰ろうかなぁ~
でも、日本酒は飲まなしなぁ~〜
どうしよう・・・
という方、意外と多いんじゃないでしょうか?
こんにちは!!
ツギツナグの橋本和明です^^
現代の百姓を目指して修行中です!!
大学を卒業して就職をせず20代で田舎に移住したぼくのプロフィール
そんなあなたのために、新潟県で売られている日本酒以外のお酒を紹介していきたいと思います(^O^)
目次
名前
巨峰 杜氏の挑戦
種類
リキュール
アルコール度数
8~9度
容量
300ml
価格
350円
(現在は生産終了のようです)
おすすめの飲み方
そのまま!!
感想
酒造で働いているそめやくん
「若干アルコールの苦味はあるが完全にブドウジュース」
確かにほのかに苦さは感じますがすっとしてて飲みやすい1本でした!
橋本和明
「アルベルゴ・ディフーゾ」イタリア現地に研修いってきた!
以前、ブログにも書いたように、年度末の3月26日~31日の期間でイタリアに研修旅行に行っていました!
詳しくはこちら ↓↓
観光の勉強に行ったわけですが、訪れたのはローマでもミラノでもなくPortico di Romagna (ポルティコ・ディ・ロマーニャ) [以下ポルティコ] という小さな村でした。
この村の状況はとても日本の地域と似ていて、だからこそ、その取り組みは参考になるものばかりでした。
Portico di Romagnaについて
ポルティコはEmilia Romagna州の一部で、場所にするとフィレンツェの右に位置します。
- 1970年代頃までは650人程度いた人口も今では300人。
- 役場は周辺の3つの村で1か所、観光案内所などもありません。
- 空き家が多くなり、夏だけ住んだり別荘地化している部分もある。
- 学校も少なくなり、村には幼稚園と小学校のみとなっている。
- 行政の観光予算は€1000(132000円)/年しかなく、全く使わない年もある。
そんな日本の地域と似たような問題を抱えながらも、ポルティコは年間約70000人(イタリア人80%、外国人20%)が訪れる場所となっています。
そのヒントがアルベルゴ・ディフーゾという仕組みにあります。
アルベルゴ・ディフーゾとは
アルベルゴ・ディフーゾはまだ日本でのなじみは浅く、いまいち定義もはっきりしていませんが「分散型ホテル」と訳されています。
定義がはっきりしていないのでイメージでいうと、「村全体がホテルとなり、訪れた人はそこの住人の一員のように暮らすように滞在する」という仕組みです。
例えていうなら、アグリツーリズムの「家族」の枠を超え、「コミュニティ」を一員を目指すものであると考えられる。
アルベルゴ・ディフーゾと呼ぶには様々な要素があるようですが、宿は空き家となっている建物をできるだけ暮らしの見える形で残し、宿泊できる態勢に整え、食事やカフェなどは宿の中ではなく村の中の店に行くようなかたち。
受付や食堂は地域に一か所でいいので地域内で客の取り合いをしない。リスク分散もできる。
つまり、ないものをつくるのではなく、あるものを活かす取り組みである。
これは日本の地域がこれから目指すべき姿のように感じました。
アルベルゴ・ディフーゾはこのポルティコだけではなくいくつかの場所で行われているのだが参考になると感じた部分について以下で紹介します。
参考にしたい考え方
・人に会いにくる
どこに行っても美味しいものがある。美しい景色がある。均一化してちがいがわからないほど同じになった横並びの時代に差別化を図るのは、やはり人だと感じた。
ポルティコを訪れる人はリピーターが多い。彼らは宿の女将のマリーザに会いに来る。彼女の笑顔を見に来る。リピーターになる理由、ここじゃないといけない理由をつくる。「誰から」の時代になってきている。
・当たり前を価値化する
「その土地でしか手に入らないものを守り続ける」「当たり前だと思っているものが当たり前でないことに気付く」ということをよく言っていました。当たり前だと思っているのは世界を知らないからかもしれないと感じた。
例えば「水」。イタリアでは買う物である。しかもあんまり美味しくない。一方、日本ではじゃんじゃん湧いているし美味しい。これだけでもうコンテンツと成り得る。そうして当たり前のものの価値を上げていくことが重要。
・とにかくパッケージ化
もし自分が旅行者だったら何がしたいかで考える。教える人の質を上げることも重要。パッケージ化してお金にすることは持続していくために重要。
だが体験はいつもやってることでいい。それをおすそ分けするような感覚。がちがちに固めすぎると楽しくない。やるかやらないかは選択できて、偶発性的要素があるくらいが重要と感じた。
実際に体験したトリュフハントはトリュフ犬と山に散策に行き、トリュフは小さいのが一つしか取れなかったが「犬が見つけられなかったら仕方ないよね」という雰囲気でアクティビティ要素もあり納得のいくものだった。(夕食でトリュフは振る舞われた)
・語学学校 ×
ポルティコでは年金暮らしやお金と時間に余裕が出てきた50歳以上を対象に午前中は語学学校、午後はモノづくりや料理教室というプログラムを行っていた。
モノづくりなどだけではすぐに終わってしまい、滞在も少ないが語学学校(2週間)とセットにすることで長期滞在し、お金を落としてもらえる。またゆったり滞在してもらうことで地域の良さを深く知ってもらうきっかけにもなる。リピーターにもなり得る。
実際、講師代などを引くと語学学校でのもうけは少ないようだが宿泊や食事で儲けを出しているようだ。
・目に付く場所に宣伝要素
朝食をとる入口に新聞記事や掲載された雑誌などが置いてある。こうしたアピールは客観的評価があることを訪れた人に示すことができる。
・観光案内所をつくる
情報が集約している場所。そこに行けばすべてがわかるような場所がないとお客さんはどこへ行けばいいかわからない。近くにいい場所があっても訪れられなければ意味がない。土地の歴史や場所の説明もできない。
・店をつくる
当たり前だけど、店がないとお客さんは物を買えない。つまりお金が落ちない。シンプルだけど重要な視点。店があるかないかだけで町の魅力は全然違うと感じた。
・一緒に楽しむ
イタリアでは食事の後の演奏やダンスなど一緒に楽しむ時間があった。歌詞なんて全然わからない、踊りなんてしらない。けれどそんなことはそれほど重要ではなかった。一緒に楽しむという時間がただただ嬉しい。それでいい。
・役割をつくる
ポルティコでも村の人全員がまちおこし活動に関わっているわけではない。でもダンスや一芸などハードルが低いところでいいので手伝いとして参加させる。役割をつくる。まず住んで良しのまちでないとお客さんはこない。
・ベンチを設置する
ポルティコには20mに1つくらいはベンチが設置されていた。バール(地元の人や外の人が集まり交流できる場)文化がある上に、こうしたベンチを設置することで、町を眺める余裕やゆったり感、風土を生むと感じた。ベンチが交流の場になる。
・PRは直接
今の時代はインターネットでも情報発信できる時代だが、広報はイベントなどに参加したり直接行うようにする。海外に行くこともあったという。その際に体験できる商品などを持っていき、来ればこれが体験できるとその場で見せる。直接会って感じてもらうことが大切。外国人に来てほしければ外国人のいる場所に広報に行く。
・ターゲットは高級層
ターゲットはお金に余裕もあり、長期でゆったり旅行をするような高級層。イタリアの場合は北欧が該当する。日本なら欧米?高級層にアプローチするとそこからは口コミでいいお客さんが来やすい。いま中国の観光客でも1か所に長期滞在してゆったりとした旅行を望んでいる。
ポルティコ滞在費
(€1 =132円)
ポルティコ2日間の日程
1日目
①夕方にチェックイン
②1時間ほどの集落案内
③夕食&宴会 (音楽&ダンス)
2日目
①朝食
②集落案内
③料理教室
④昼食
⑤トリュフハント
⑥火山案内
⑦集落内で買い物
⑧マリーザとの話し合い
⑨夕食
3日目
①朝食
②記念撮影
チェックアウト
参考図書
今回のイタリア研修に参加する際に、参考図書として薦められたスローシティ 世界の均質化と闘うイタリアの小さな町 (光文社新書) 島村菜津はイタリアのいくつかの村の事例を取り上げたとてもいい本でした。
ここ最近出会った本の中で一番タメになっています。以下、本の中で考えさせられた部分です。
「当時、町の人口は1万3000人にまで回復していた。だが、決して3万人にはしたくなかったんだ」
「人間サイズの、人間らしい暮らしのリズムが残る小さな町づくりを心がけよう」
「大きな町では、持続可能な発展は難しい。良いバールは潰れ、職人は仕事を失い、個人店はフランチャイジングの大手に、名画座は巨大なシネコンに変わる。こうして町は顔を失い、どこでもない場所になっていく。」
「古いものと新しいもの、ローテクとハイテク、伝統の保存と最新の技術、それらがうまく調和することが大切なんだ。そこから何か面白いものが生まれる。」
「日本にはゆっくり風景を眺めまわしたいような場所にも、腰を落ち着ける場所がちっともないなあ。案外と都会の人だけじゃなくて、こんなきれいな農村に暮らしている人も、ばたばたと暮らしに追われて、自分たちが住んでいる地元がきれいだ、とじっくり眺めるようなことをしてないんじゃないか」
「派手な史跡や美術館こそありませんでしたが、むしろ環境の時代に求められるものは、何もかもあったんです」
「そろそろ現代人は、場所についてのセンスを取り戻すべきではないか」
「ないものねだりからあるもの探し」
節々で、あ~そうだよなぁ~ってめっちゃなります。
特にあとがき「場所のセンスを取り戻すための処方箋」は9章までの内容を8つの項目で要約してあり、勇気のもらえる言葉がたくさんありました。
勉強したい方がいればおススメです!!
Kindle unlimitedなら0円です!!
amazon → スローシティ 世界の均質化と闘うイタリアの小さな町 (光文社新書)
楽天→スロ ー シティ 世界の均質化と闘うイタリアの小さな町 (光文社新書)
感想
2回目の海外旅行。初のヨーロッパは勉強になることがたくさんでした。
まず、感じたのはイタリア人はとてもしたたかで美しいということでした。例えば売店のお兄さん。お客さんがいないときは普通に肘ついてスマホさわってます。かと思ったらめちゃくちゃ客引きしてきたりします。
日本だとありえない光景ですが、いい意味で成果主義、自己責任主義なのだろうなあと感じました。こりゃあ仕事に病んで鬱になる人なんていなさそう。日本も見習うべきとこはあるように思いました。
また、イタリアでは「行政や政府はたよりにできないから自分たちの暮らしは自分たちでをつくる。」という流れがある。この流れは今の日本の若者の間で起こってることそのままだと感じた。
例えば、若者が選挙に行かないのは、選挙に行っても自分たちの暮らしは一向に良くならないからだろう。効率が悪いからそんなものに頼るなら自分たちで作ったほうが早い。そうどこかで判断しているからだと思います。
そもそも自分たちの地域のことを行政にどうにかしてもらおうという考えがおかしかったのかもしれない。
やはり自分たちの未来は自分たちがつくっていかないといけない。行動していかないといけない。そう感じたいい旅行でした。
橋本和明
p.s. 荻ノ島と比べて
イタリア旅行中ずっとぼくの暮らしている荻ノ島と比べるて歩いていたんですが、似ているところがたくさんありました。
・ポルティコは最寄りの駅から車で40分の場所にあった。徐々に山の風景に変わっていく景色は柏崎駅から荻ノ島に向かう道に似ていた。
・イタリアは緯度の高さが日本と近いことから植生も似ていた。
・そもそもアルベルゴ・ディフーゾの誕生は1976年に起きた地震がキッカケだった。その復興がきっかけで町のイメージは変わり、注目を浴びた。
・アルベルゴ・ディフーゾの取り組みをしている町の中には脱原発に取り組んでいる場所もある。しかもその決め手となったのは東日本大震災である。
・町の規模は3つの村で700人。
・年金暮らしの人が多い。
・移住者は昨年2人と少しずつでている。
・試行錯誤しながらいまだ奮闘中。
・リピーターや質のいいお客さんを求めている。
似ているからこそいい点を取り入れてまねできると感じました。共働していきたいですね。
新卒1年目大学を卒業して就職しなかったらSuicaをつくった大物とイタリアに行くことになった話
こんにちは!
ツギツナグ橋本和明です^^
現代の百姓を目指して修行中!!
新卒1年目、大学を卒業して就職をせず20代で田舎に移住したぼくのプロフィール
昨日は日本版DMOの第一人者である清水愼一先生に「観光で稼げる地域経営」についての講演を聴きました。
清水先生について
清水愼一先生は、JR東日本やJTBの取締役を経た後、現在は大正大学地域構想研究所の教授をしていらっしゃる先生です。
日本版DMO推進研究会顧問も務め、全国各地のアドバイザーも務めていらっしゃいます。
SuicaとかNew Daysつくったのはぼくだし、駅の中にユニクロとか入れたのはぼくだよ!って言ってました。ヤバい。。。大物すぎる。。。
そして先生がイタリアに研修旅行に行くということで、その旅にご同行させていただくことになりました。
旅先について
旅先は「ポルティコ・ディ・ロマーニャ」
日本の人口減少社会の参考になるといわれている地域です。集落全体がホテル!!ってこれから目指していきたい方向なんです。
ここに勉強に行ってきます!!
楽しみがたくさんです。
初ヨーロッパ旅行で英語も全然しゃべれないし、飛行機の乗り換えとかどうするんかもわからんしアーーーーって感じですがしっかり学んできます。
帰ってきたらまたしっかりレポートします。
おまけ
昨日の清水先生の講演会の個人的まとめです。参考までに。
「観光で稼げる地域経営」
・「あれやったあ上手くいくかも」「この流行のをやってみよう」といろいろ手を付けては意味がない。戦略的にしたたかに作戦をたてる。
・人はイメージに動く。動いた先でそれが本物でないとリピーターにならない。
・ここにしかなものをつくる
・なんでもあるではダメ。そんなものはどこの市町村でもある。まんべんなく全部ではなく最高のものを選んで発信する。
・選択肢がたくさんあってもお客さんの頭に入らない。
・最高なものに集まったわざわざ遠くから来た人は、せっかくなのでと周辺のスポットにも足を運ぶ。その導線をいかに作るか。
・たった1枚の写真と数行のメッセージだけで伝わるものをつくる。いってみたいと思わせるものをつくる。
・大きなイベントを開催しても1度しか訪れないと意味がない。お客へのイメージが定着しない。
・日本人ではなく海外へPRすることで逆輸入的に日本人への広がりをつくる。
・来た人をどうやってあちこち移動させて
・体験は地元の人が普段していることと同じ作業をさせる。でもお金をきちんと取る。そしたら料理も食べていく?という流れになりお客はそのもてなしにより一層喜ぶ。
・ここにしかないものをつくるために歴史伝統文化を見直す。
・景色のいいところに行くと美味しいコーヒーやワイン、食事がしたくなる。海外の景色のいいところには必ず観光協会がおこなうカフェやレストランがある。そこでお金を稼ぐ仕組みができている。プラス気遣いがある。
・観光に来て写真を撮ってカエルではお金が落ちない。お金を落として住民を元気にしてもらわないと意味がない。
・お客に心地よくお金を落とさせる。観光にかかわってる人も心地よく関われるようにお金を分ける。
・高級な宿をつくって、既存の宿の営業を妨害しないようにする。イメージの強い目玉を作れば、そこにあこがれを持って訪れた人がその他の宿に泊まりシャワー効果が起こる。
・民宿などは教育旅行、農村留学などに利用される。
・レストランなどをつくるときはある程度の枠組みを決めたらあとはすべて任せる。あれこれ口出しすると続かない。
・体験などの対価表をはっきりさせる。きちんとお金を取り、無理をしないことでもてなしやお客を大切にするようになる。
・徹底的にこれはここにしかないとプレゼンすると客は全員商品を買っていく。
・泊りでしか体験できないものを用意することで宿泊客が増える。
・中国やアジア系の爆買い観光客も欧米のゆったりしたロングステイ旅行にあこがれている。
・ものづくりをプロに教わる。取りに来ることまでセットにすることでまた訪れる。リピーターになる。
・大きく観光をする場合は様々なセクターの人が参加できるプラットフォームが必要。
・文化、交通、飲食など各ジャンルごとで実行グループをつくる。
・月1くらいで会議を行う。そこで各グループの報告も行う。
まとめ
いやー人生何が起こるかわからないですね。
別にぼくが何かすごいわけではないですが、頑張ってきます!!
橋本和明
「移住」=「引っ越し」?違いについて考えてみた。
こんにちは!
ツギツナグの橋本和明(@zakukai69))です^^
プロフィールにもありますが、ぼくは大阪の都会から新潟の田舎に移住してきました。
移住してきたと思っています。引っ越しという感覚ではないです。
でもぼくがもし東京の都会に移動したらそれは引っ越しと呼びます。
この違いってなんなんでしょうか?
辞書的な意味
辞書によるとこう書いてありました。
移住
他の土地に移り住むこと。特に、開拓・商売などの目的で、海外に居住地を変えること。
引っ越す
住居や仕事場などをよそに移す。転居する。移転する。ひきこす。「他県に―・す」[可能]ひっこせる
最近、移住という言葉がよく使われるています。それはおそらく今は移住ブームだからでしょう。東日本大震災をきっかけとしてそれはより顕著になりました。
どこに重きを置くか
ではなぜ「引っ越し」ではなく「移住」という言葉を使うのか、その違いは「永住する」「暮らしを変える」という点に重きを置いてるかどうかだと考えつきました。
移住について他の辞書ではこう書いてありました。
「移住(いじゅう)とは、他の場所に永住することを目的として、ある地域や国を離れる行動である。移民と同義であるが、こちらは祖国を離れることを言う」
「永住する」ということについていうと、日本でも1908年から始まったのブラジルへの日本人の移住は引っ越しではなく移住・移民という言葉でした。そしてそのままブラジルで永住した方も多いです。
人にはよると思いますが、今のブームで使われている「移住」という言葉にも「永住」のニュアンスは多く含まれています。
気持ち的な面で、引っ越しという言葉を使わず移住という言葉を使うのは「ここに住むんだ」という意思がある。まぁない人もいるとは思いますが、引っ越しほど仕事が変われば場所を変えると考えてるものではないということでしょう。
「暮らしを変える」ということについていうと、「ここに住みたい!永住したい!」という場合は別のような気がしますが、仕事で東京に来た、仕事があるからここにいるという場合で、それほど暮らしにフォーカスしたり、暮らしを変えようという意思がない場合はあまり移住と呼んでいないと気づきました。
移住は今も昔も変わらない
考えてみて“移住は今も昔も変わらない” という結論にたどり着きました。
個人的な考えとして、ぼくは地域=閉鎖的なものではなく本来はもっと流動的なものだったんだろう思っています。仕事があればそこへ移り住んだり、今住んでた場所が生きづらくなったら移動したり。もっと豊かになれる場所を人間は探している。
この点は今の昔も同じです。
昔、もっと豊かになろうとブラジルに多くの人が移ったように(実際豊かになったかは別として)
今の時代も、都会での生きづらさを感じたり、お金に頼りすぎている社会に不安を抱えたり。なんか豊かじゃないなぁ~。豊かになりたいなぁ~と思って自分が豊かに生きられる場所を探している。
東日本大震災をきっかけに、お金があっても震災によって機能がマヒしてしまえば意味がない。生きていけないということを知った。
豊かさの定義が時代とともに変化して、多様化してきて、だからこそ価値観の合う人と暮らしていくこと、かつその価値観の合うグループが違うグループと交流できる。(お互いのデメリットを補い合うような、メリットを活かし合うような関係性)
日本各地にそういったグループができたら楽しそうだな。
橋本和明
ツイッターでも田舎暮らし・ADHDなどについてつぶやいてます!
ツギツナグ 橋本和明 / polca実施中 (@zakukai69) | Twitter
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「なんでこんなとこに来たの?」という問いは勉強不足の証。
こんにちは!
ツギツナグの橋本和明(@zakukai69)です^^
「なんでこんなとこに来たの?」
都会から田舎に移住した人は一度は聞かれたことのある質問だろう。この問いに答えるのは正直めんどくさかったりもする。特に行政や地域づくりをしようとしてる人からは。
「地元の人には気持ちわからんのよね〜」
確かに分かりにくいかもしれない。でもそれを言って仕舞えばおしまいだと思う。それはそこで思考が止まってる証。そこから進もうとしてないだけ。わからない前提でいるだけ。
行政などで移住の促進とかしている人で、その気持ちがわからないのならわかろうとすればいい。勉強すればいい。実際に移住してる人がいるという事実を受け止めて話を聞けばヒントは必ずある。
ヒントから答えが出て移住施策が考えられるかもしれない。でもそこまでしてる人はなかなかいない気もする。
観光とか地域づくりでトップランナーの人は何歳であろうがそんな問いを絶対にしてこない。
それはみなさんずっと勉強してるから。最近の若者はどんな考えをしてるのか、どういう人がどういう点に興味を示すのか、理由は何なのか。そこまで考え尽くしている。
ずっと勉強しているのは自分の考えが何もしないとすぐに風化すると知っているからだろう。アップデートし続けないといけないと知っているからだろう。トップの人ほど学びに謙虚な印象がある。
だからシンプルに何をしたら若者が来るのかを知り、若者を集める。
それが人が集まる地域と集まらない地域の差のように思う。
別に何も特別なものはなくていい。何もなくてもそういう点を抑えたらどこでも若者は集まるとぼくは思っている。
差は少し、大切なのは姿勢。
橋本和明
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「足るを知る」って何だろう?
こんにちは!
ツギツナグの橋本和明(@zakukai69)です^^
以前、このような投稿をしました。
ですが、最近は様子が変わって来ました。
足るを知るって何だろう?
「足るを知るって」なんでしょうか?なんかぼくはわからなくなってきました。
以前は、対 都会として、よく使われている言葉だし、「消費的に生きない」という意味で使っていたんですが
田舎であってもスーパーは都会のものと変わらないだろうし、市場の影響を受けている。
電気もガスも水道も通っているし、ちがいは確かにあるけど同じところもたくさんある。
ぼくはADHDで注意欠陥なのででいろんな所の電気をつけっぱなしにしたり、物をすぐに無くしたり、費用が多くかかる傾向にあります。
なので節約をしようといろいろ考えているのですが、考えれば考えるほどわからなくなってきました。
足るを知るってなんだ。足るってなんだ。足るの基準はどこにあるんだ。足るではない状況ってなんだ???
電気代を抑えたいなら付けなければいい。ガス代を抑えたいなら使わなければいい。ぼくは我慢できるタイプで、欲もそれほどないので節約を考えると限りなくゼロに近づけようと生活するようになる。
でもそれでは普通の生活とは言えない。
ただ、ぼくの場合は普通に何も考えないと使いすぎるし、そもそも今の社会の普通というラインが高すぎで使いすぎなのでは?という思いもある。。。
考えれば考えるほど迷宮入りしてしまいます。
日本もなんだかんだずっと貧困や生活補助の話題が絶えませんが、その話に似ているような気もします。
最低限度の生活ってどのくらいなんだろうか?今の基準は本当に適切なのか?スマホを持つことや遊ぶことは最低限度と言えないのか?
難しいものです。
橋本和明
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