移住したいまちをつくる3つの条件「京都移住計画」田村 篤史さんの話を聞いてきた

 

こんにちは!!

ツギツナグの橋本和明です^^

現代の百姓を目指して修行中!!

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新卒1年目、大学を卒業して就職をせず田舎に移住したぼくのプロフィール

 

目次

先日の12月15日、NPO法人 柏崎まちづくりネットあいさの主催で行われたフォーラム「移住したいまちをつくる3つの条件」に参加してきました(^0^)

 

講師は 田村篤史さん

 

京都移住計画・株式会社ツナグムの代表を務め、京都の仕事や物件紹介、移住に興味のある人が集まるイベントの企画など多岐にわたって活動されている、今の移住促進のパイオニアみたいな人です。

 

地域に移住者を増やしたい人にとってとても参考になる話だったので印象的だった内容を書きたいと思います!!

※ 一言一句同じ言葉では書けてません。

 

トークイベント内容

 

「誰に」を明確にすると

「何を」届けるかは具体的になる

 

どんな人に地域に来てほしいかが明確になると、その人に何を届けたらいいのかは具体的になる。逆にこれがないと無駄の多い対策しか取れないことになる。

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どんな地域を目指すかで

どんな移住者を呼ぶか見えてくる

 

そもそも自分たちの地域がどんな地域にしたいのかがわからないと、どんな人に来てほしいかは想像もつかないし、人も呼べない。

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地域にないものをちゃんとみることで

どういった対策を具体的に

とらないといけないかがわかる

 

空き家はあるのか、仕事がたくさんあるのか、仲間が集まるコミュニティがあるか、など地域によってないものは異なるので、それによって対策は変える必要がある 。

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その人の移住への段階によって

対策は変えていく

 

もやもや層・いつかは層・準備始めました層・現地へ行動してます層などその人の段階によって対策は変えることがうまいマッチングにつながる。

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消滅可能性都市 896  / 1800

 

2040年までに全国約1800市町村のうち896の市町村が消滅するといわれている。集落ではなく市町村が896消滅。904市町村しか残らないというのは現実的に考えるとヤバい。23年後。

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西暦3000年の日本の人口は1000人

 

983年後には1000人になるといわれる。現在1億2700万人なのですごいことだなこれは。。

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生活インフラが維持できない小さなまちは廃村する

 

人口減少が進めばバス路線なども廃線になる地域が増える。すると高齢化や過疎化が進む地域は増え、インフラが維持できなくなると廃村に向かうようになることに。

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移住したいまちをつくる3つの条件は

居 居場所

職 職業

住 住居

そしてコンセプト

 

この中で「居」移住を考える人と移住した人を繋ぐ場つくりがきっかけとしては重要に思う。家があっても仕事があってもそこに気軽に相談したり、一緒に楽しめる仲間がいなれば住み続けることは難しい。

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京都移住計画の活動はかなりゆっくり

頑張りすぎると続かないので

儲からなくとも続く範囲で

 

NPOや地域おこし団体などで続かないのは頑張りすぎてパンクしてしまったり行き詰ったり、儲からないとしても続けていくことで、あり続けることで事業の継続を図ることは重要かも

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プロモーション等をを行うとき国からのお金などを使って東京の大手企業などに頼むことは簡単に言うと東京から来たお金を東京に返していることになる。たとえば動画作成を大手企業に頼んだら再生回数は多くなって話題になるかもしれないがそれで満足してしまっては手段であるはずの表現が目的化し、お金やノウハウを地域に落とさないと本末転倒な結果となる。

 

ごもっともな内容。動画を作って再生回数が伸びても、地域に移住したり実際にかかわる人が増えなければ意味がない。大型観光バスでのツアーのようなもので消費される対象になるだけ。本当に達成したい所にコミットできていないと意味がない。

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 最初は「誰に・どこに」が曖昧で

うまくマッチングができなかった。

信頼を得るために地域への挨拶回り

地域に足を運ぶことは大切。

 

コーディネートする人は地域の人との関係性があってこそいいマッチングができる。

 

他にもたくさんの言葉がありましたが

もっと詳しく知りたかったら

ぜひ京都移住計画 をチェック!!!!!!

 

おすすめ移住本の紹介 

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ざっくり内容

・京都移住計画について

・京都へ移住を10人へのインタビュー

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こんな人に読んでほしい!!

・京都への移住に興味や憧れがある人

・京都へに移住の体験談が知りたい人

・どんな人が移住してるかわからない人

・移住する人が何を考えているかわからない人

感想

東京や都会に住みたいと思う人と地方や田舎に住みたいと思う人とでは生活に求めているものが違うと思います。

 

なので地方に人を呼びたいなら地方の人が求めている対策をとるべき。

 

いまのぼくの周りの人で考えると

 

東京に住みたいと思う人は「最新の流行を感じて生活をしたい人」地方に住みたいと思う人は「食や生活環境にこだわった暮らしをしたい人」の大きく二つに分かれると思います。

 

そして、お金の面でざっくりと比較すると、東京に住みたい人は「高賃金重視」地方に住みたい人は「低賃金でも暮らし重視」なのではないかと思っています。

 

なので地方に住みたい人を呼び込むのに「地方の仕事は賃金が少ないから上げなければ」と考え、東京に負けないように賃金を上げようとするのはすこし焦点がズレているように思います。

 

だって賃金で勝負したら

高賃金を求めている人が集まって

東京でまた賃金がいい企業を見つけたら

またそっちに戻っちゃうでしょ。

 

地方にどんな人を集めたいかにもよりますが、地方に定住してほしいというのなら賃金を上げて人を呼ぶよりも一緒に住みたい・働きたいという環境を整えるほうが向いているように思います。

 

東京を目指しても東京にはなれないです。

 

それに、多様な価値観になってきたといわれるように、どれだけ地元の人が「ここには何にもない」「どこにでもあるありきたりな場所」と言おうが、ある人によっては全く当たり前ではない、すばらしい場所ということがあるのです。

 

なので、自分の地域は求める人にとってどんな魅力があるのか、どんな地域にしたいのかをハッキリさせることが重要だと思います。

 

あとは、いかに自分の地域に合う・気に入ってくれる人を探し出すかという作業になるので闇雲に人を呼んだりイベントをするよりか効率よく地域に人が集まると思います。

 

橋本和明

 

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